#1月のマイベストエンタメ

 先月推しが「今年は一ヶ月に一回はブログを更新する」と宣言をしまして。この言葉に対する信頼を私は殆ど持っていないんですが、推しが言うなら私もやってみようと思い、さっそく失敗しています。

 

ということで、2週間ほど遅れて1月の備忘録です。

 1月は個人的に超忙しくて、youtubeでラランドの動画を流し見するくらいしか気力の無い日が続いたんですが、そんな毎日の中でも私に元気をくれたエンタメを紹介します。

 

・『メタモルフォーゼの縁側』

 狩山俊輔監督の作品です。1年くらい観たいみたいと言っていたものをようやく観ました。17歳の女子高生と75歳のご婦人がBL漫画を通して友達になる話。人との縁って素敵だな、好きなものを好きと言える世界って素敵だなと、ひたすら考えていた2時間でした。もう登場人物も世界観もみんなみんな優しくて、あったかい気持ちになれる映画でした。観て良かった!

 


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小山田壮平『時をかけるメロディー』

 待ちに待った小山田壮平の2ndアルバム。おそらく先月一番聴いたアルバムです。小山田壮平はアンディモリ時代からずっと好きで、彼の存在そのものが私の青春だったわけですが、そんな彼が今も歌い続けてくれることにひたすら感謝しながら聴いています。小山田壮平の曲は、自分を肯定してくれるかんじがして、あたたかい気持ちになれます。ちなみにお気に入りは「時を掛けるメロディー」と「君に届かないメッセージ」です。まあ全部好きですけど。今年はツアーもあるので、それを楽しみに生きようと思います。

 

 

 

・『ミュージカル テニスの王子様 青学vs立海

 はい、テニミュです。去年突然沼に落とされ、さっそく現場へ足を運ぶ流れとなりました。もともとは2月に行く予定だったんですが、我慢できずに無理やり時間とチケットを用意しました。人間我慢は厳禁ですからね、いつ死ぬか分からないんだから。

 で、感想なんですが、もうぼろぼろ泣きました。今回の関東決勝で青学11代目は卒業してしまうので、彼らを実際に見るのは私にとって最初で最後の公演でした。彼らの勇姿を目に焼き付けようと思いつつ、ぼろ泣きです。公演時間は3時間40分という長丁場だったんですが、もう一瞬でした。特に最後の方、リョーマと真田のS1には圧倒されっぱなしでずっと口が開いてました。リョーマ、本当に実在していました。本当に胸いっぱい幸せいっぱいの時間でした。初めて観た代を親だと思うとはよく言いますが、本当に青学11代目が私の親になってしまったみたいです。

青学11代目、本当にありがとう!ずっと大好きだーーー!

 


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道を追うな、道を選ぶな、道を造るものこそが勝者

過去を追うな、今を選ぶな、未来描くものこそが勝者

 

 

 

#個人的良かった2023

 2023年、めちゃくちゃ早かった。ずっと何かに追われ続けている1年で慌ただしく生活を続けてきたけれども、年の瀬になってブログなんてものを始めてしまった~。勢いだけで書いているので読みにくい文章になっているだろうが、半分備忘録みたいなものなので、まぁいいか。

 

 てことで、今回は2023年に良かったもの(音楽・本・アニメ・映画・もの・こと等々)を記録しておこうと思う。順不同

 

・『テニスの王子様』 / 許斐剛

 今年の上半期はほぼ勉強しかしておらず、生活に余裕がほぼ無い状態だった。夏の終わり位から徐々に忙しさもゆるくなっていき、何か新しいものでも見るか~などと安易な考えで見始めたアニメ『テニスの王子様』。これを見たせいで今の私の人生は狂ってしまっている。『テニスの王子様』についてはそのうち詳しく書いていきたいとは思っているが、この頃ないし今でも馬鹿みたいにコンテンツにお金を落としまくっている自分がいる。『テニスの王子様』のアニメは、旧テニ(全178話)、ova(13話+6話+7話+4話+4話)、新テニ(13話+ova10話)、u-17ワールドカップ編(全13話)があり、劇場版も3作品公開されているのだが、これを1か月足らずで全て観終わり、原作を揃え、ミュージカルまで観に行ってしまった。お金もないのに。

 そして来年の『ミュージカル テニスの王子様 4thシーズン 青学vs立海』公演も、チケット購入済みである。私は地方在住であるため、ミュージカルを観に行くだけでも旅行並みの遠征費がかかってしまうのだが、まぁ私が働けばいい話なのでいいや。

 幅広いコンテンツを展開する『テニスの王子様』ありがとう。許斐先生ありがとう。来年も何卒よろしくお願いいたします。

 

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 2024年10月より『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL』が放送開始なので、みんなで観ようね。

 

・『おおきく振りかぶって』 / ひぐちアサ

 高校野球の漫画。ざっくり言うと、軟式から硬式に移行したばかりの野球部が甲子園を目指す話。学生時代文化部だった私は野球のルールさえ知らず、野球=大谷翔平くらいの知識しかなかったのだが、この漫画を読んでやっと野球のルールを覚えた。アニメは全部で37話(1期25話+2期12話)あるのだが、普通に1日で見終わってしまい、翌週には漫画を全巻揃えていた。面白すぎだよ、おお振り。面白すぎて、今年やってた原画展にも駆け込んだよ。おお振りについては今度また詳しく書こうかな。37巻、早く出ないかな~

 

 

・Nothing's Carverd In Stone  / 『Out Of Control』

 アニメ『PSYCHO-PASS』第1期第2クールOPテーマのあれ。もともとこの曲が好きで、通年通して聴く曲ではあるのだが、今年は今まで以上に狂ったように聴いてた。特に6,7月は、もはやこの曲しか聴いてなかったかもしれない。なんというか、勝負曲的なあれだったし、歌詞というよりは音を聴くために聴いてた。大変良い音です。

 

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これアニメのOPも非常に優秀な造りになっているのでこっちを置いとく。

 

・『ブラッシュアップライフ』

 めちゃくちゃ話題になってたあれ。家にテレビが存在しない私でもちゃんと観てた。バカリズム脚本のドラマを見ることは初めてだったんだけど、今年観たドラマの中でいちばん好きなドラマだった。なんていうか、バカリズムの小学生や女子高生に対する解像度、バカ高いよ。シール交換のくだりとか、プロフ帳のはなしとかさ。あと、演者がとにかくすごい。いるいる、そういう奴って思わされ続けた。

 人生を何度もやり直すループものって結構使い古されているかんじだったけど、まだまだいけるな~と思った。

 

・『映画大好きポンポさん』

 公開自体は2021年なんだけれど、今年初鑑賞。たまたま面白そうな映画を探していて、たまたまクリックした先にあったのがこの映画。ちょうど自分の進路に迷っていた時期に観たから、相当背中を押してもらったし、ボロボロ泣いた。もうネタバレになってしまうかもだけれど、「共感や夢や現実を、映画の中で見つけたから映画が好きなんだ」ってセリフが一番好き。私もそうだったから。

 

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・『孤島の鬼』 / 江戸川乱歩

  今年の目標の一つに、江戸川乱歩の作品を読み漁りたいというのがあった。全ての作品を読み切ることは出来なかったが、読んだ中でも一番面白かった作品が『孤島の鬼』だった。主人公が恋人を殺されたことからはじまる長編ミステリーで、物語が二転も三転も転がっていく。読んでいて本当に引き込まれたし、読み終わった後の喪失感も断トツだった。私はこの作品のことを一生忘れないと思うよ。

 

 

『ミュージカル 新テニスの王子様 3rd Stage』

 はい、テニミュです。2.5次元舞台どころかミュージカルさえ観たことがなかったのだけれど、初ミュージカルが今回の新テニミュ(いわゆるサーステ)だった。もともとミュージカルにまで手を出す気は全くなかったのだが、ツイッターである写真を偶然目撃してしまい、一気に突き落とされた。

 

 これ。こんなことがあっていいんだって思ったよ、普通に。手塚国光、ここにいるじゃん、みたいな。人間ってこんなことできるんだなって思った。

 そっからはもう早くて、予定を組みなおして無理やり時間を作り、夜行バスに飛び乗って大阪まで日帰り遠征に行ってきた。で、舞台の感想なんですけど、これがもうめちゃくちゃ面白くて、ぶっ飛んでて最高だった。リョーマが本当に居たんですよ、そこに。しかも舞台って3時間もやってくれるんですね。客降りなんかもやってくれて、周りの女の子たちの歓声を聴くのがものすごく楽しかった。テニミュ、愛されてるなぁって思った。はじめての舞台がテニミュで良かった。来年もよろしくお願いいたします。

 

・『ミュージカル テニスの王子様 4thシーズン 青学vs氷帝

 はい、まぁまたテニミュの話なんですけど。どうやら2023年はテニミュ20周年イヤーらしく、youtubeで4thシーズンの過去作を一挙公開してた。どれも非常によかったんだけれど、これは特に凄くて、こんなに素晴らしいテンタメがこの世に存在するんだって思うくらい良かった。生で観ていたら確実に死んでたかもしれない。詳しくは省略するけれど、曲・演出・演技・構成、どれをとっても最高な出来だった。お金貯めたら絶対に円盤を買おうと思う。家にTVなんてものはないんですが。

 

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はやくお金貯めよう。自戒。

 

・INI 2ndアリーナツアー 『READY TO POP!』広島公演

 INIの2ndアリーナツアー『RTP』。もうめちゃくちゃ楽しかった。アイドルのライブに行くのは初めてだったけれど、アイドルって3時間もやってくれるんですね。凄いなぁ。席はスタンドだったからステージよりはずっと遠かったけれど、そんなことも忘れてしまうくらい魅せられた。特にセトリがすっごい良くて、まさか『HERO』を歌ってくれるとは考えてもなかったから発狂するかと思った。INIの魅力はダンススキルと歌唱力を持ったメンバーが奇跡なみに揃っていることだと思っていて、それが120%伝わってくる公演だった。来年もどこかで行けるといいなぁ。

 

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私が大泣きした『HERO』

 

・『彼氏彼女の事情』 / 津田雅美

 これもアニメを見て原作を買ったパターンのひとつ。仮面優等生の男女二人がなんやかんやあってそれぞれのコンプレックスやトラウマを乗り越えていく物語(ざっくり言うとね)で、もはや文学作品を読んでいる気分になる。

 アニメは庵野秀明が監督していたから知ってはいたんだけれど、今年初めて本編を見た。庵野ってやっぱり演出に長けてるよ。

 で、アニメが大変良かったからその勢いで原作も購入。アニメってまだ序章でしかなかったんだという驚きと、その先の展開がまぁ面白くて。主人公2人以外のキャラの物語もそれぞれしっかりあって、本当に読み応えのある作品だった。この漫画は一生ものだね。

 

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まぁとりあえずアニメだけでも。

 

・NALALA  / 『&ME』

 『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の課題曲のひとつ。日ㇷ゚自体は見てなかったんだけれど、この曲のパフォだけは見た。ていうか、本編じゃなくてパフォーマンス動画ばっかり見てたな。その中でも特に良いと思った曲が『&ME』。私の好きのど真ん中を衝いてくるようなきらきらアイドル楽曲で、最高に素晴らしかった。2023年の最後に良い楽曲に出会えてよかった~

 

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・『月』

 重度障害者施設で起こった実際の事件をテーマにした映画。私は予告も見ずあらすじも全く知らないままに本編を観たから、ずっと面食らってしまった。

 石井裕也の作品は『アジアの天使』くらいしか鑑賞したことがなかったのだけれど、この作品をつくるのにも相当覚悟が必要だったと思う。それくらい重く、考える必要のあるテーマだった。演者も、制作側も、相当悩み、考えたんだろうなという想いが伝わってくるような映画だった。

 簡単には咀嚼できないような、言葉にできないしんどさが心に落とし込まれたけれど、この映画をみて良かったと思う。

 

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ここでは私が見損ねた予告編を置いとこう。

 

・『風が強く吹いている』 / 三浦しをん

 三浦しをんによる箱根駅伝を舞台にした物語。ほぼ陸上素人で構成された陸上部が箱根駅伝を目指し、『「走る」とは何か』を追い求める話なんだけれど、これが本当に良かった。ボロボロ泣いた。アニメも、映画もみた。舞台はこれから見ようと思う。

 野球にせよテニスにせよ陸上にせよバスケにせよ、私は「何か一つの目標に向かってみんなが頑張る姿」を応援することが好きで、この作品にはそれが最大限に詰まっていた。みんなが襷をつないで、つなごうと一生懸命走るシーンはボロボロ泣きながら読んだし、アニメを見た時だって出来上がったメイクを最初からやり直すくらい泣いた。

 今まで箱根駅伝なんて、全く興味もなかったけれど、来年は見てみようと思う。

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10分で分かる!←10分じゃ足りません

 

the pillows / 『Comic Sonic』

 なぜここでピロウズ?という話なのだが、単純に私の中でピロウズが再熱したからだ。ピロウズ、良いよね。だいすきです。

 で、この曲。今年本当によく聴いた。やっぱりきついことも辛いことも多い1年だったから、この曲の歌詞が余計心に響いた。

「夢を見るって不思議だな

 叶う前から煌めいて

 Baby Baby 眩しいな

 いつまでも思うまま 踊りたい」

ストレートにぶつけられる歌詞ほど、良いものは無いよ。

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フルバージョンが上がっているので、みんな聴こう。

 

 

ほんとはまだまだあるんだけど、とりあえずここまで。今年良かった曲とか本とか映像とかまだまだあるから、年始のどこかでまた記録しようかな。

 

それでは。